メンテナンス
歯周病を発症させず、健康な状態を維持していくための定期的な治療です。
歯周病は、歯磨きでは行き届かない部分に歯石が蓄積することで発症します。
３−６ヶ月ごとのメンテナンス治療がおすすめです。
しばらく治療されていない方は、お気軽に受診ください。
子供の治療
「自分は歯で苦労したので、子供には丈夫な歯で育ってほしい」と思う親御さんは多いです。
親御さんと私の目標として「全ての歯が大人の歯になった時、むし歯が一本もなく、きれいな歯並びになること」を目指しましょう！」とお話しさせていただいております。
むし歯治療
小さな、むし歯であれば削って白いプラスチックを詰めるか、削って型をとり、詰め物を作って接着して治療は終わりです。
むし歯が深く、神経まで感染している状態であれば、神経をとり被せ物を作って歯の形を復元します。
口腔内検査
レントゲン検査・必要があればCT撮影・カリエスチェック・被せ物、詰め物の不適（歯肉が痩せたことによる段差・詰めたものの周りのカリエス）・噛み合わせ・顎関節症の確認・歯並び・着色・親知らず・咬耗・入れ歯の不具合などを調べます。
パノラマレントゲン
パノラマレントゲンはお口全体を移すことができるレントゲンです。
顎関節（顎の関節）、上顎洞（目の下にある上あごの空洞・蓄膿症になる場所）、親知らずの大体の位置・歯周病の進行具合、根の先にできた膿疱、インプラントの状態・骨の中の大きな疾患、歯並びなどが全て写るので、全体的な疾患の発見にはとても役に立つレントゲンです。
欠点としては、本当に細かい虫歯ははっきりとはうつらない場合があります。
歯周検査
歯周ポケット検査・動揺度（歯の揺れの確認）・プラークスコア（磨き残しの確認）・出血の有無・歯周ポケットからの排膿の有無・歯肉の腫れ・発赤・口臭など国家資格を持った歯科衛生士が専属でチェックしていきます。
根の治療
むし歯が進行して痛みがなくても、神経まで到達している場合、麻酔をして歯の中の神経を取る治療を行います。
当院では、全ての根の治療にニッケルチタンロータリーファイルを使用し、治療時間が少しでも短くなるようにしています。根の本数が多く、複雑な形をしている奥歯の治療の場合には、CT撮影をし、根の状態を完璧に把握した状態で、舞いくる顕微鏡を用いて、難しい根の治療にも対応しております。
歯周病治療
⻭周病とはお⼝の中の⻭周病菌が⻭の周りの⻭茎の隙間(⻭周ポケット)の中で⻭茎の成分であるコラーゲンを攻撃して⻭⾁炎を起こさせ、それを放置すると⻭を⽀えている⾻を溶かしていく病気です。⽇本⼈の中で最も罹患率の⾼い病気です。これを防ぐためには毎⽇の正しい⻭磨きが必要です。最適な⻭磨きの⽅法は⼈それぞれ⻭並びが違うので、その⽅に合った⻭ブラシ⽅法を習得するために⻭科衛⽣⼠に指導を受けるのが⼤変重要です。年代によって⻭ブラシの硬さや⼤きさ、⻭と⻭の間のケアも⽋かせません！もう⼀つ重要なのが定期的な⻭周ポケットの検査と⻭科衛⽣⼠によるクリーニングです。どんなに⻭磨きが上⼿な⽅でも⻭⽯やプラーク(細菌の塊)は付きます。これを定期的に取ることによりこれ以上⻭周病を進⾏させない効果が⽣まれます。当医院に初めて来ていただいた時に重度の⻭周病である場合、残念ながら何本かの⻭を抜⻭しなくてはならないケースもあります。
早めの定期検診(30歳〜)をお勧めします。また近年、⻭周病は全⾝の多くの病気の原因になっているという論⽂が多く⾒受けられます。脳梗塞・⼼臓⾎管障害(⼼筋梗塞、狭⼼症)・早産・認知症・糖尿病・肺炎などが挙げられます。これらは全て⼝の中の細菌が原因であるとの⾒解も⾒受けられます。⾎管の内壁にプラーク(細菌の塊)が出来き、それが⾎流により剥がれて⾶び⽕して細かい⾎管を詰まらせるという原理です。健康な体はお⼝のケアから始まります。早い⽅では⼩学⽣⾼学年から⻭⾁炎を発症するケースも多く⾒受けられ、それは後に確実に⻭周病へと進⾏していきます。
マウスピース矯正
一般的な矯正治療で使われるワイヤーやブラケットを使わず、
透明なマウスピース型の装置で歯を動かす新しい矯正方法です。
目立ちにくいため、周囲の人に気づかれにくいのが特徴です。
思春期のお子様や話す機会が多い職業の方に、おすすめの矯正治療です。
インプラント
インプラントとは、何らかの理由で歯を失った時、骨の中にチタン性のビスを打ちこみ、土台として歯を復活させる技術手法です。
当院で使用しているインプラントは、コンピュータと型取りした模型を用いて、サージカルガイド（口の中に装着してインプラント手術の安全性を上げるもの）を全ての
インプラント手術に使用しています。
ホワイトニング
当院では、オパールエッセンスを用いたホームブリーチング（ご家庭での使用）を行っています。歯並びがそれほど悪くない方の場合、オパールエッセンスgo（カスタムトレーを作らず、その日からホワイトニングできる方法）を使用できます。
歯並びが悪く、既成のトレーが使えない場合でも、型取りをしてホワイトニングトレーを作製することが可能です。
使用頻度にもよりますが、10日〜２週間でホワイトニングは終了します。
CT撮影
当医院では顔⾯領域の正確な診断のために、CBCT(コンビームCT)を導⼊しております。CT画像ですので、縦・横・真上の3⽅向の輪切り(断層)画像と、コンピュータ処理の⽴体画像を⾒ることができます。3次元的に⾒ることにより、病巣の広がりや、親知らずの抜⻭の難易度、インプラントシミュレーションの正確な位置、根の先の炎症の正確な診断、矯正診断など普通のレントゲンで得られる情報とは⽐べられないほどの正確な診断と、治療⽅法の決定に使⽤しています。
マイクロ顕微鏡治療
肉眼では見えないものを３倍〜３０倍程度まで、拡大観察することが可能です。
マイクロ顕微鏡で小さなむし歯を発見し、初期段階のうちに治療していくことができます。根の治療の精度を格段に上げることができます。
